1.一番重要なことですから、一番最初に書きます。必ず二人以上で泳ぐようにしましょう。一人では溺れても助けてくれる人が居ない状態に陥る可能性があります。自然相手の事ですから、自信過剰は危険です。
2.シュノーケリングはマスクを付けて行いますので、呼吸は口から、しかもシュノーケルの管を咥えたところからしか出来ません。つまり、いつも運動しているように運動しては酸欠になるのです。よって、必ず余裕を持って泳ぐということを覚えていきましょう。頑張ると息が乱れて溺れる原因になりかねません。
3.シュノーケルはいろいろな機能が加わって、水が入りにくい構造にはなっていますが、基本的にはただの管なので、安心しきらずに水がいつ入っても慌てないようにしましょう。
4.シュノーケリング中に水がシュノーケル内に入ってくるパターンは大きく3つあります。一つは仰向けになったとき、逆さを向いたシュノーケルから水を吸うというもの。ストローのように水を吸ってしまいます。もう一つは真下を向いたときに水面に対してほぼ平行に向いたシュノーケルに水が入ってくるもの。三つ目は大きく波をかぶって水が入ってくるもの。三つ目以外は少しあごを上げて泳ぐことによってある程度防げます。シュノーケリング中は斜め前の進行方向を見て泳ぐようにしましょう。 |
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5.だんだんと泳ぐのに馴れて水中の景色を眺めることに集中していると、ふと気づいたときに思いのほか遠くまで泳いでしまっていることがあります。数十秒・数分おきに必ず顔を上げて自分の位置を確認するようにしましょう。
6.少々流れがある場所で泳ぐことも有るかも知れません。そんなときはまず、流れに向かって泳ぐようにしましょう。そうすれば万が一疲れたときにも流れに流されて帰ってくることが出来ます。ビーチから泳ぎ出るときに、沖に向かって流れているときにはその場所での遊泳は諦めて、別の場所を探すのは鉄則です。
7.マスクは買ったままの状態ではガラス面の内側に油膜が張ってあり、大変曇りやすいです。先ずは使用前に歯磨き粉などでこすり、油膜を除去しましょう。何度か歯磨き粉を塗って指で擦れば大丈夫です。次に使用前に市販のくもり止めか、唾、海藻、界面活性剤などを塗って曇り止めをしましょう。曇り止めは塗った後に軽く海水でゆすぎます。これで大丈夫です。さらに吐く息を口から吐いて鼻か吐かないようにすれば曇りづらいです。
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